秋田空港おみやげ広場「あ・えーる」

秋田空港おみやげ広場「あ・えーる」の店内、秋田杉の網代編みタペストリーが下がる通路

秋田空港おみやげ広場「あ・えーる」リニューアルプロジェクトを担当。企画提案コンペから始まったプロジェクトは、タイトなスケジュールかつ、コロナ禍の影響が各所に及ぶ難しい仕事でしたが、コンペ段階から建築家の納谷新さん(360°)、高橋リエ子さん(ririi architects)という素晴らしい経験と実績を持つ設計チームに加わっていただき遂行することができました。

秋田杉のタペストリーが連なる売場通路の全景

コロナ禍という状況は、物流の制限やメーカーの休業など、これまでとは異なる厳しい局面が多々あったものの、工事を担当してくださった多くの企業様、職人の皆さまの力添えもあり、無事完成に漕ぎ着けることができました。心から感謝申し上げます。

そして、この規模の業務は初となる当社にチャンスをくださった秋田空港ターミナルビル株式会社様にも心から感謝しております。各担当の皆さまや売場スタッフの皆さまにも、いろいろご無理申し上げながらのプロジェクトでしたが、たくさんのご理解とご協力のおかげで、企画提案時に掲げた「大都市の空港のおみやげ売場にはない、都会とは異なる秋田らしさを表現しつつ、海外からは日本のローカルとして認識される質の高い空間表現、ならびに、利用者が快適かつ充実感を得られる、新しい秋田空港のおみやげ広場」をカタチにできたと思っています。

天井から下がる秋田杉の網代編みタペストリーのディテール

このリニューアルPJは、予算の制約もあり8割既存什器を使用していますが、過去の売上を分析し、そこから新たなレイアウトをゼロベースで構築し、コストを抑えながらも、秋田らしさの強調と、空間としてのクオリティ向上、そしてリニューアルした印象を与えられるよう、床材の全面貼り替え、天井からの秋田杉巨大網代編タペストリー、売場奥に新設した存在感のある日本酒什器など、ポイントを絞り効果的に手を加えました。

木格子を組んだ什器のディテール

また、施主社長から「秋田の玄関口である空港として、秋田の若い作家の皆さんの力になりたい」という要望を請け、当社コーディネートで秋田県内の若手作家のみなさんの作品を展示販売する什器を新設、展示販売する商品のセレクトまでコーディネートさせていただきました。

なまはげの人形が立つ、売場奥に新設した日本酒什器

コロナ禍を乗り越え、立ち寄り率(空港来館者が売場に立ち寄る率)、購入客単価も上昇し、改装前の売上を大幅に上回っていると聞いています。

秋田空港をご利用の際は、ぜひお立ち寄りください。

秋田杉タペストリーが並ぶ売場の様子

|Credit|
Planning / Produce:casane tsumugu
Store design:360°+ririi architects
Furniture design:MINATO FURNITURE(Floor map&Nigiwai plaza)
Sign&Map design:casane tsumugu
CL=秋田空港ターミナルビル株式会社

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